掛け軸 開運四神十牛図 麻生有山 尺五 掛軸

十牛図の歴史は古く中国の禅師が創案した禅修行の過程を絵と掲文で表現したもので我が国には十二世紀に廓庵禅師の十牛図が伝わり雪舟の師である周文が描いたと伝えられる図が京都相国寺に所蔵されています今なぜこの十牛図が注目を集めているのでしょうか 上の商品詳細画像をクリックして頂きますと画像が大きくなります 商品名開運四神十牛図作家名麻生有山作家履歴幼少より雅やかな文化に触れ繊細な描写で評価を集める悠久の美を後世へ伝えようと精力的に創作に励んでいる本紙新絹本 軸先陶器 新品高級桐箱入り 畳紙収納 サイズ約巾約縦作品については画面を見てご確認ください入荷時により表装の色柄が変更になる場合が御座いますご了承下さい写真は出来るだけ実物と近づけていますがどうしても差異が発生する事がありますのでご了承下さい 十牛図の歴史は古く中国の禅師が創案した禅修行の過程を絵と掲文で表現したもので我が国には十二世紀に廓庵禅師の十牛図が伝わり雪舟の師である周文が描いたと伝えられる図が京都相国寺に所蔵されています今なぜこの十牛図が注目を集めているのでしょうか それは現代社会に蔓延する人々の心の悩みを解決する糸口をわかりやすく示しているからなのですこの作品を飾り日々眺めることで私達が日々どう生きるべきか人の生き方を再認識できる由緒正しい題材を壮大に描き上げました方位鎮護の理想の風景に秘められた様々な開運題材この一見風趣あふれる山紫水明の世界を描いた山水画は実は高松塚古墳やキトラ古墳の壁画にも描かれている四方からの災いを追い祓うといわれる神獣四神相応の風水理論に基づいて描かれています北には厳しい北風から護ってくれる小高い丘陵玄武を東には豊かな収穫をもたらす清流青龍を南には日当たりが良い開けた上地朱雀を西には人の往来が賑やかな長道白虎というこの条件を満たした上地が人々の暮らしに最も理想的な地相であると伝えられてきました平安京や江戸の街もこの四神相応の理論で築かれたといわれ今も尚繁栄を続けています激流を遡った魚は龍神となる中国古来の禅話に三級浪高魚化龍すなわち三股の激流を遡った魚は龍になることができるという言葉があります幾多の苦難を乗り越えた鯉が龍神となったという有名な登龍門の故事に倣い出世栄達の象徴である龍を描きこみました登龍門の滝の上には雲に準えた龍神の姿霊峰を背に優雅に飛翔する姿こそ神の域悟りの境地に達した象徴といえるでしょう天空を舞う龍神は出世栄達の象徴龍は古来中国で天と地を自由に往来できる神仏の化身として崇められてきました我が国でも端午の節句の鯉幟の風習が伝えられるように有名な登龍門の故事に基づき出世栄達をはじめ商売達金運健康達恋愛運などを叶える力強さ漢る題材としてもてはやされ昇鯉すなわち勝利に通じることや辰たつが悪運を絶つに通じる由緒ある縁起画題ですさらに龍へと変身する夫婦鯉は夫婦円満の象徴ともに力を合わせて苦難を乗り切るその優美な姿の中に激流をも遡る驚異の生命力と躍動感が秘められています尋牛じんぎゆう 飼っていた牛が逃げ出してしまい途方に暮れた姿牛は実は本来のあなた自身をあらわしている 見跡けんせき探し歩いていると牛の足跡を見つけた状態これを辿っていけば牛が見つかるはず禅修行では禅とは何かを知識として得た段階を示している 見牛けんきゅう 逞しい足で獲物を掴むところどころ消えた足跡を挫けずに何とか辿って行くと遂に牛の姿を見つけた禅修行では人に本来備わっているはずの仏性を垣間見た段階得牛とくぎゆう何とか牛の手綱を持つことができたあなたしかしは野生に戻った牛は荒々しく抵抗してあなたに従ってくれない禅修行ではまだ煩悩に振り回されている段階を示している 牧牛ぼくきゆう 芭闘の末あなたは牛をなだめる事ができたおとなしい牧牛に戻った牛はもう暴れることなくあなたに従うだろうがまだ油断は禁物 騎牛帰家 きぎゆうきけ あなたと牛は遂に一体化し笛を吹いて家へと向かう振り返ればこの牛こそ人生の道連れ牛の気持ちがわかったあなたは手綱を持つことな道任せ牛任せの旅が続く 忘牛存人 ぼうぎゆうそんにん 家に帰ったあなたは牛のことを忘れあなただけただ転寝をしている姿人牛一体の状態から一歩進んだあなたは牛仏性さえ忘れ去っている 人牛倶忘 じんきゆうくぼう 切空の境地に達したあなたは元の世界に戻るどんなことも何の抵抗もなく素直に受け入れられるだろう 返本遅漏 へんぼんけんけん 牛と対立した自分さえも忘れ去った一切空の境地座禅の際の心のあリ方を示している 入塵垂手にってんすいしゆ 街に出かけ何かを見失った一人の童子に手を差し延べるあなたと出合った人々は悩みから解き放たれていく悟りの境地に達したあなたは聖者ではなく本来あるがままのあなたになった四神古代より四方の方災を祓うと考えられてきた東西南北其々に槽むという北玄武東青龍南朱雀西白虎の四神獣